前置胎盤の状態から29週0日での出産となった我が家の第三子。
出産当日の時系列と、最後に医者から説明された内容と記録しておきます。
14:10頃 嫁がトイレで出血し救急車を手配
14:40~ かかりつけの産婦人科へ搬送開始
15:00~ 診察されつつ、出産可能なNICUのある病院を探す
15:40~ 大学病院から受入可の連絡があり再度救急搬送
16:00~ 病院到着、帝王切開の準備・緊急手術の同意書などを書く
16:30~ 出産開始
17:30 はじめて第三子と対面(1分程)
18:00 輸血中で痙攣した状態の嫁と対面
22:00~ 子供の検査が終了し、医師から説明を受ける
22:30 嫁とも子供とも会えず、この日はここで帰宅
振り返ってみると、出血から出産までに約3時間半かかっています。
嫁はその間出血し続けており、手術後に聞いたら4Lくらい出血したと聞きました。
人間の血液は約5Lほどしか無いので、かなりの大量の輸血になったとのこと。
出産後に顔見たときは真っ青で、意識はあり会話もできましたが手は痙攣していました。
生まれた子供の検査は4時間半かかりました。
説明された内容を以下にまとめます。
・体重
体重は1476gでした。
低体重で生まれた子は、体重によって以下に分類されます。
2,500g未満=低出生体重児
1,500g未満=極低出生体重児
1,000g未満=超低出生体重児
昔はまとめて「未熟児」と呼ばれていたのもが今は体重で区分されており、うちの子は1500g以下だったので「極低出生体重児」という事になります。
動脈管というものが今は開いている状態だが、これから自然に閉じていくはず。もしこのまま開いた状態であれば閉じる為の薬を投与し、それでもダメなら手術が必要になる可能性があるとの事
・脳内出血の可能性
出産時に確認したなかでは脳内出血は確認できなかったが、今日確認しきれない部分も多くあるため、時期を見てMRI検査で詳細に確認する必要があるとの事
低体重児は脳内出血のリスクが少なからずあり、もし出血が見られた場合は身体的な障害につながる可能性がある。
・呼吸障害
今現在は自分で呼吸できない状態であり、人工呼吸器によりチューブで酸素を送っている状態。ただレントゲンで肺が膨らむことは確認できたので、数日後には様子を見ながら呼吸器をはずしていくとのこと。あまり長期間にわたって酸素を送ってしまうと、目がうまく開かなかったり、視力低下に影響が出る可能性がある為、早く外せるに越したことはない
・退院までの流れ
まず、37週まではかならず入院期間が必要な為、あと8週間は最低入院が必要。あとは体重が2,200gまで増えれば退院が可能とのこと。なので早くても10月1週目まではNICUに居てもらう事になります。
・総括
現時点では特別目立った問題点は見つからなかった。
ただ、極低体重出生児なので今後の検査で何か問題が出てくる可能性はある。
その都度、症状を説明をしていきます。
検査結果は以上でした。
本当に生まれたばかりなのでまだまだこれからですが、何もわからないなりに少しだけホッとしました。