生後15日目の様子【2021.08.15】
先週の日曜日、極低出生体重児で生まれた次男坊が入院している病院に面会に行くことができました。
新型コロナが日々過去最多を更新し続けているので、基本的にはの面会はできなくなっています。NICU(新生児集中治療室)に入っているうちの子供も例外ではなく、顔を見られたのは生まれた時以来で、ちょうど2週間ぶりです。
この2週間は本当に長かったです。ちょうどお盆で仕事も休みなので、本当だったら毎日でも病院に行って顔を見たいのに。。。
でも、こんな状況の中、たとえ2週間に1度でも面会の機会を作ってくれた病院の方々には感謝しかありません。本当に頭が下がります。
面会は嫁さんと二人で行きました。1人ずつ、15分間の面会になると聞いていましたが実際は30分ずつくらい時間を作ってくれました。
最初は嫁さんが面会しました。NICUに入ったまま戻ってこないので、何か緊急事態があったのかと心配し始めたころに戻ってきました。
後から聞いた話では最初は黄疸の治療のために全身にライトを当てられていて、頭から目まで隠れる、帽子のようなネットをかぶっていたようです。面会用に外してくれて、ほとんど寝ていたけれど最後の方に起きて、少しだけ泣いていたようです。
交代して私が入った時はちょうど泣き止んでおり、目が両目ともぱっちりと開いていてました。もちろんまだ見えているはずはなく、匂いや声に反応しているんだと思いますが、ちゃんとこっち側に顔を向けてくれていました。目を開けて瞬きしているだけで感動モノでした。
人差し指を手に近づけるとちゃんと握り返してくれ、想像以上にしっかりと握り返してくれたのが印象的でした。
手足はやはり細いですが意外に長く、バタバタと元気に動かしています。生まれた時の身長は41センチだったので、体重に比べればそんなに小さくはないですね。
可愛くて可愛くて、お腹や足をずっと触っていたら泣き始めました。緊急帝王切開で出産は立ち会えなかったため産声は聞けませんでした。そのため、この時に初めてこの子の声を聴きました。
とても小さな声でしたが、頑張って泣いていましたよ。
しばらく泣いているとモニターの心拍数が150から200近くまで上がり、アラームが鳴り始めました。近くにいた看護師さんがすぐに来て足を抑え、ホールディングして泣き止ませてくれました。泣き止んだ後は心拍数が一気に下がり90近くまで落ちてしまいました。
泣くことに力を使いすぎてしまい、泣き止んだ後は呼吸を休んでしまうようです。
この先少しずつ体力をつけて解消されていくようですが、しばらくは注意してみていないといけないとのことです。
この子は泣くのも命がけなんですね。
泣いた後はすぐに眠ってしまいました。
2週間ぶりの再会は、とても心に残るものでした。
早くこの手に抱き上げて連れて帰りたいと思っていましたが、今の彼の状況を見ると
そんなことは言ってられず、この安全な場所で少しずつでも成長するのを、ちゃんと待ってあげないといけないと思い直しました。
がんばれがんばれ!
それでは、また。