担当医からの説明【2021.09.12】
前回面会時の医師からの説明です。
【体重】
現在は2174gでかなり良いペースで体重が増えているとのこと。(とにかくよく寝ているそうなので、泣いて体力を使わない分身体が大きくなっているのかな?)
退院に必要なのは37週経過かつ2200g以上と言われていたのですが、体重は問題なくクリアできそうです。
【酸素吸入】
5日前から鼻からチューブで吸入していた酸素をやめたそうです。今も問題なく呼吸できているので、このまま退院まで行けるだろうとの事。
【眼の検査】
数日後に眼の検査を行う予定。生まれてから酸素吸入をしている新生児は、眼球が上手く成長していなかったり、眼の血管が異常に増えていたりする可能性があるため、それを検査で確認するとの事。
【黄疸治療】
黄疸の照射治療は8月を最後に今はやめているとの事。数値もどんどん落ち着いてきているのでこのまま様子を見るとのこと。
【脳の検査】
出産時から言われていた頭のMRI検査も来週くらいに予定するとの事
【退院時期】
今のまま順調に行き、眼の検査とMRIで大きな問題が無ければ37週経過を見て退院できるとの事。いろいろ準備を考えても10月1周目に退院出来るだろうと言われました
ということで、かなり順調に成長してくれているようです!
そろそろ我が家もお迎えする準備を整えなくては。
それでは、また。
初めての沐浴【2021.09.12】
息子の面会に行ってきました。
病院のコロナ対策のため2週間に一度しか会うことが出来ません。
生まれたのが7月31日だったので今日で43日目になりますが、顔を見たのは出産直後含めて今日で4回目です。
会うたびに少しずつ大きくなる息子ですが、今回はガラッと様子が変わっていました。
まず酸素吸入のチューブが外れ、保育器から出ていた事。トラブルがない限り病院から連絡が来ないので、今も保育器に入った様子を思い浮かべていましたが、5日程前から酸素吸入をやめて保育器から出ているとのこと。
普通のベビーベッドに寝ている姿を見ただけで感動してしまいました。
そして看護師さんから「良かったらお風呂入れてみますか?」と思わぬ提案が
思わず「はい!」と即答してしまいました。(後から考えたら嫁もやりたかったかも?)
2番目の娘がもう6歳なので、約6年ぶりの沐浴です。
今日も保育器に入っていると思ってたので予習も何もして来ませんでしたが、やってみると覚えているもので特に問題なく出来ました。
始めて抱っこした次男坊は、ズシリと重かったです。お腹もぷっくらと膨らんでおり、手足も赤ん坊らしくムチムチとした肌になっていました。
一度も泣かずに気持ちよさそうに目を細める次男坊。そういえば上の子二人も沐浴で一度も泣いた事はありませんでした。兄弟揃ってお風呂は好きみたいです。
今日の面会も、とっても幸せな15分間でした。
生後28日目の様子【2021.08.28】
今日、息子の面会に行ってきました。
前回も土曜日だったので、ちょうど2週間ぶりに顔を見ることができました。
コロナで通常の入院患者とは面会禁止の状態が続いていますが、新生児だけは2週間に1度だけ機会を作ってくれています。
病院は日々大変な状況がついづいていると思いますが、面会の機会を作ってくれてとてもありがたいです。
今日は11じからの面会でした。前回同様、嫁が先に面会にいき30分後交代でNICU(新生児集中治療室)に入ることができました。
2週間ぶりのわが子は、しっかりと成長していました。
全体的に体つきがしっかりしており、体重は1720gくらいといっていました。(2週間で200gくらい増えている!)とても順調です。ミルクを口から飲む練習も初めており、母乳に混ぜる強化パウダーも管から入れる「HMS-2」から口から入れる「HMS-1」を持ってくるように言われました。母乳を飲むようになってくれれば体重の増加量もだんだんと増えていくと期待できそうです。
出生直後はあざだらけで真っ青だった顔や体は、かなり綺麗な肌色に変わってきています。触った感じもかなりプヨプヨとしていて、肉付きがよくなってきたように感じました。
あと、はじめてオムツを代えさせてもらえました!足も手もとっても華奢なので怖かったですが子供が生まれたのを改めて実感できる時間でした。
今日は先生とは直接話せなかったので細かいことは聞けませんでした。目の検査はすこしづつやっているようですが、今のところ異常は見られないと言っていました。引き続き検査を続けていくとのことです。
とりあえず、今のところは順調ということでした。
それでは、また。
病院からの電話(生後22日目)【2021.08.21】
前回、はじめての面会から1週間が経ちました。
新型コロナにより通常の面会ができなくなってるため、息子の顔を見られないままどんどん時間が過ぎていきます。
嫁は子供に会えない今も、昼も夜も3時間おきに搾乳して、冷凍して、クール便で病院に郵送しています。赤ん坊を生んでいるのに夜泣きがなく、搾乳だけで寝不足気味の顔を見ていると、せめて母親だけでも合わせてあげられないかと、もどかしい日々が続いています。
さて、今日は1週間ぶりに病院から電話がありました。NICU(新生児集中治療室)に入院中の息子の定期報告です。今回は初めて担当医の上司(?)のチームリーダーという方からでした。
【体重について】
今の体重は1521g。出生時が1476gでそこから減っていったのですが、初めて修正体重を超えました!おめでとう!
1週前の体重が1390gだったので131g増えました。
【胃腸について】
最近は少しお腹が膨らみやすい。現在は母乳に強化パウダー(HMS-2というのを先週購入して預けた)を混ぜて管で上げている。あと2週間くらいしたら管ではなく、口から母乳を飲む練習を始める予定。
【血液について】
2週間に1度血液検査を行っている。先日の検査では鉄分が不足し少し貧血気味。
現在は鉄剤を与えており、この状態はおそらく退院後も続くと思われる。
【視力について】
2週間後に眼の検査を行う予定。
以上でした。
おおむね順調なようです。体重が出生時を超えたのがとても嬉しい報告でした。
逆に新たな心配は視力ですかね。低体重で生まれた場合は通常よりも視力に問題が出る可能性が高くなるとは聞いていたので、2週間後の眼の検査がどうなるか。
ひとつひとつ、心配事を乗り越えていくしかありませんね。
それでは、また。
担当医からの説明(生後15日)【2021.08.15】
8月15日に2回目の面会をした後、担当医から現状の説明を受けました。
【体重について】
現在の体重は1390g。出産時が1476gで一番減った時で1243gになりました、そこからは順調に増えてきているとのこと。前回8/7が1284gだったので7日間で106g増えたことになります。本当に少しずつですが、大きくなっていますね。
【黄疸について】
前回の面談では症状が落ち着いてきたため、光線療法(身体に光を当ててビリルビンをおしっこと一緒に体外に排出する)は中断すると聞きましたが、現在はまた光線療法を再開しているとのこと。もう少し大きくなるまでは様子を見ながら中断・再開を繰り返すようです。
【呼吸について】
自分の肺を使って呼吸するようになっているが、泣いた後などに少し呼吸をやめてしまう時がある。成長とともに改善されていくと思われるが、現在はまだ注意して見てあげていないといけない状態。
【薬について】
まだ点滴で投与しているが、もう少ししたら内服に切り替えていく予定。
【動脈の閉じ具合】
まだ状態はわからない。今後、心不全等の症状が出てくれば薬もしくは手術も考えていかなければいけない。
【退院について】
退院の条件は妊娠から37週経過、かつ体重が2,200g以上になること。
まだなんともいえないが、体重がそこまで増えるにはおそらく37週以上かかるのではないかと考えている。また、新生児と同じく退院後1か月は家から出さないようにする必要がある。
【総評】
現状、大きな問題は起きていない。
引き続き赤ちゃんの様子をみつつ、成長を見守るようにします。
以上、が担当医からの説明でした。
極低出生体重児なので「問題ない」ということではないが「想定内」であるといった感じでした。
それでは、また。
生後15日目の様子【2021.08.15】
先週の日曜日、極低出生体重児で生まれた次男坊が入院している病院に面会に行くことができました。
新型コロナが日々過去最多を更新し続けているので、基本的にはの面会はできなくなっています。NICU(新生児集中治療室)に入っているうちの子供も例外ではなく、顔を見られたのは生まれた時以来で、ちょうど2週間ぶりです。
この2週間は本当に長かったです。ちょうどお盆で仕事も休みなので、本当だったら毎日でも病院に行って顔を見たいのに。。。
でも、こんな状況の中、たとえ2週間に1度でも面会の機会を作ってくれた病院の方々には感謝しかありません。本当に頭が下がります。
面会は嫁さんと二人で行きました。1人ずつ、15分間の面会になると聞いていましたが実際は30分ずつくらい時間を作ってくれました。
最初は嫁さんが面会しました。NICUに入ったまま戻ってこないので、何か緊急事態があったのかと心配し始めたころに戻ってきました。
後から聞いた話では最初は黄疸の治療のために全身にライトを当てられていて、頭から目まで隠れる、帽子のようなネットをかぶっていたようです。面会用に外してくれて、ほとんど寝ていたけれど最後の方に起きて、少しだけ泣いていたようです。
交代して私が入った時はちょうど泣き止んでおり、目が両目ともぱっちりと開いていてました。もちろんまだ見えているはずはなく、匂いや声に反応しているんだと思いますが、ちゃんとこっち側に顔を向けてくれていました。目を開けて瞬きしているだけで感動モノでした。
人差し指を手に近づけるとちゃんと握り返してくれ、想像以上にしっかりと握り返してくれたのが印象的でした。
手足はやはり細いですが意外に長く、バタバタと元気に動かしています。生まれた時の身長は41センチだったので、体重に比べればそんなに小さくはないですね。
可愛くて可愛くて、お腹や足をずっと触っていたら泣き始めました。緊急帝王切開で出産は立ち会えなかったため産声は聞けませんでした。そのため、この時に初めてこの子の声を聴きました。
とても小さな声でしたが、頑張って泣いていましたよ。
しばらく泣いているとモニターの心拍数が150から200近くまで上がり、アラームが鳴り始めました。近くにいた看護師さんがすぐに来て足を抑え、ホールディングして泣き止ませてくれました。泣き止んだ後は心拍数が一気に下がり90近くまで落ちてしまいました。
泣くことに力を使いすぎてしまい、泣き止んだ後は呼吸を休んでしまうようです。
この先少しずつ体力をつけて解消されていくようですが、しばらくは注意してみていないといけないとのことです。
この子は泣くのも命がけなんですね。
泣いた後はすぐに眠ってしまいました。
2週間ぶりの再会は、とても心に残るものでした。
早くこの手に抱き上げて連れて帰りたいと思っていましたが、今の彼の状況を見ると
そんなことは言ってられず、この安全な場所で少しずつでも成長するのを、ちゃんと待ってあげないといけないと思い直しました。
がんばれがんばれ!
それでは、また。
生後7日目の様子【2021.08.07】
帝王切開で出産してからちょうど1週間が経ちました。
現在コロナ真っ盛りのため、面会は一度もできていません。
顔を見たのは出産直後の1回だけです。
「何か異常があればすぐ連絡します」と言われてたまま連絡がなかったので、便りがないのは無事な証拠と信じて過ごしていました。
この度、嫁が退院になるタイミングでNICUの先生から次男坊の様子を教えてもらいました。
【呼吸について】
最初は人工呼吸器をつけていたが、2日目くらいからは鼻から細いチューブで酸素を送るだけに変わった。今のところ順調といえるとのこと。
【体重について】
出産時の体重は1476gでした。その後だんだんと体重が減っていき、一時期は1243gまで落ちたとのことです。ただ、体重が出生時より減るのは通常のことで、普通体重で生まれた子供も出生時の10%くらいは落ちて、そこから1週間程度で増え始めるとのことです。
うちの子は-233g減ってしまったので割合でいうと15.7%の減ですが、今はちゃんと増え始めて1284gまで戻ってきたとのこと。
【黄疸について】
黄疸の症状がみられたため、光線療法(身体に光を当ててビリルビンをおしっこと一緒に体外に排出する)を行っていたが今は落ち着いたように見えるので一時中断しているとのこと。
【MRI検査について】
脳出血の詳細な確認のためにMRI検査を行うことになるが、タイミングとしては37週の退院前後ころになると思うとのこと
【目・視力について】
眼は両目とも開いているとのこと。ただ、酸素の供給は続けているので視力に影響がでる可能性があるため、これも退院時期ごろに検査が必要になるとのこと。
【総評】
今のところ順調と言えます。引き続き注視しながら成長を待ちましょう。
次回は1週間後に電話で状況をお伝えします。
以上でした!
特に問題ないようでほっとしました。
まだ安心はできませんが、少しづつでも成長を始めてくれたのが嬉しかったです。
また、この日も面会はできませんでしたが、通路からガラス越しに保育器だけ見せてくれました。一番遠くに居たので身体は見えませんでしたが、保育器は点滴やモニターや治療する機械に囲まれていました。彼が頑張っているのは伝わってきました。
早くこの手に抱っこしてあげたいです。
それでは、また。