出生届の提出と児童手当の申請【2021.08.04】

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生まれてから4日後、役所に出生届を提出してきました。

 

出生届の読み方って(しゅっしょうとどけ)が正しいんですね。ずっと(しゅっせいとどけ)だと思っていました。嫁にやってもらっていると、子供3人目なのにこんなのも知らずにいるもんですね。勉強になりました。

 

【 出生届】 

さて、その出生届ですが基本的には病院で発行してくれるので、ただそれを役所に持って行くだけでした。戸籍の登録窓口で簡単な申請書を記入して出生届と合わせて提出し、20分くらいで戸籍に追加されました。あっという間で拍子抜けでしたが、これではれて我が家は5人家族となりました。

 

3人目に関しては流産や不妊治療もあったので、これまでを思い出すと感慨深いものがあります。

 

【 児童手当の申請】 

出生届を出したその足で、役所の違う窓口に移動して「児童手当の申請」と「子ども医療費の助成の申請」もあわせて行いました。

 

これも簡単な申請書に記入して、私の保険証のコピーを提出するだけなので15分ほどで完了しました。

 

児童手当の内容もよくわかって居なかったので待っている間に調べてみました。

内閣府のホームページから引用↓

 

支給額

児童の年齢 児童手当の額(一人あたり月額)
3歳未満 一律15,000円
3歳以上
小学校修了前
10,000円
(第3子以降は15,000円)
中学生 一律10,000円

 

これによると中学卒業までもらえるようですね。

 

我が家の場合は長男9歳、長女6歳、次男0歳なので合計すると月額35,000円分が支給されます。年間だと420,000円。かなり大きいですね。

 

支給は2月、6月、10月の3回に分けて4ヶ月分が支給されるそうです。

 

また、注意しなければいけないのが毎年6月に更新手続きが必要という事です。

これを忘れると支給が止まってしまうそうなので忘れないようにしないといけませんね。

 

【 子ども医療費の申請】 

最後に「子ども医療費の申請」ですがこれも申請書をだすだけなのですぐに終わり、無事に医療証を発行してもらました。

 

子ども医療費の申請も更新が必要で、毎年10月に申請してその都度再発行されるとのことです。

 

これも忘れないようにしないとですね。

 

今回は出生届、児童手当、子ども医療費助成を行いました。

ママさんたちには常識なのかもしれませんが、いろいろと勉強になりました。

 

それでは、また。

 

 

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養育医療の給付申請【2021.08.03】


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我が子は体重が1476gの極低出生体重児だった為、生まれてすぐにNICU(新生児集中治療室)に入り入院となりました。

 

病院の先生から、低体重のお子さんが生まれた場合は近くの保健所と連携して見守っていく制度があり、養育医療の給付も受けられると教えてもらいました。

 

保健所の窓口で申請に必要な書類を聞くと下記の物が必要との事。

 

1、養育医療給付申請書

2、意見書(病院で書いてもらう)

3、世帯調書

4、所得証明書

5、健康保険証のコピー(まだ無いので親の保険証)

6、乳児医療証(病院で作成?無ければ不要)→役所で申請する

7、申請者、新生児の個人番号(まだ無い)

8、本人確認書類(免許証で可)

 

1と3は用紙を貰って自分で記入。そんなに難しい内容は無かったので10分程で終わります。

 

2は病院に書いてもらうため、その足で大学病院まで持っていきました。時間かけてNICUまで持っていったのですが、総合受付の文書センターというところに出してくださいと言われ行ったり来たり。大きな病院はややこしいしいですね。いつも嫁に任せてたのでこうゆう時に苦労します。数日かかるとの事で、出来たら連絡くれるそうです。

6も病院で書くっぽいのですが、無ければ不要と書いてあったので大丈夫でしょう。

→役所で医療費助成の申請してもらえました

 

4の所得証明は役所で簡単にもらえました。

 

578は保険証、マイナンバーカード、運転免許証なので準備不要。

 

これで病院からの意見書が届けば提出が出来ます。そんなに難しくないですね。

 

この養育医療給付は体重が2,000g以下が主な対象者となるが、他にも呼吸器や消化器の異常や強い黄疸や運動異常なども給付の対象となるようです。該当しそうな方は相談してみると良いかと思います。

 

給付は2週間くらいで役所から「医療券」が交付され、それを病院に持って行って医療の給付を受けられるとの事です。

 

給付額は「医療費の自己負担額のうち一部」とありますが、但し書きで「出生の日から乳幼児医療費助成の適用がある場合は全額」と書いてありました。なので生まれながらの低出生体重児は全額給付されると考えて良さそうですね。助かります!

 

 

 

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出産後の担当医からの説明【2021.07.31】

前置胎盤の状態から29週0日での出産となった我が家の第三子。

出産当日の時系列と、最後に医者から説明された内容と記録しておきます。

 

14:10頃 嫁がトイレで出血し救急車を手配

14:40~ かかりつけの産婦人科へ搬送開始

15:00~ 診察されつつ、出産可能なNICUのある病院を探す

15:40~ 大学病院から受入可の連絡があり再度救急搬送

16:00~ 病院到着、帝王切開の準備・緊急手術の同意書などを書く

16:30~ 出産開始

17:30  はじめて第三子と対面(1分程)

18:00  輸血中で痙攣した状態の嫁と対面

22:00~ 子供の検査が終了し、医師から説明を受ける

22:30  嫁とも子供とも会えず、この日はここで帰宅

 

振り返ってみると、出血から出産までに約3時間半かかっています。

嫁はその間出血し続けており、手術後に聞いたら4Lくらい出血したと聞きました。

人間の血液は約5Lほどしか無いので、かなりの大量の輸血になったとのこと。

 

出産後に顔見たときは真っ青で、意識はあり会話もできましたが手は痙攣していました。

 

生まれた子供の検査は4時間半かかりました。

説明された内容を以下にまとめます。

 

・体重

体重は1476gでした。

低体重で生まれた子は、体重によって以下に分類されます。

 2,500g未満=低出生体重児

 1,500g未満=極低出生体重児

 1,000g未満=超低出生体重児

昔はまとめて「未熟児」と呼ばれていたのもが今は体重で区分されており、うちの子は1500g以下だったので「極低出生体重児」という事になります。

 

動脈管開存症による心不全

動脈管というものが今は開いている状態だが、これから自然に閉じていくはず。もしこのまま開いた状態であれば閉じる為の薬を投与し、それでもダメなら手術が必要になる可能性があるとの事

 

・脳内出血の可能性

出産時に確認したなかでは脳内出血は確認できなかったが、今日確認しきれない部分も多くあるため、時期を見てMRI検査で詳細に確認する必要があるとの事

低体重児は脳内出血のリスクが少なからずあり、もし出血が見られた場合は身体的な障害につながる可能性がある。

 

・呼吸障害

今現在は自分で呼吸できない状態であり、人工呼吸器によりチューブで酸素を送っている状態。ただレントゲンで肺が膨らむことは確認できたので、数日後には様子を見ながら呼吸器をはずしていくとのこと。あまり長期間にわたって酸素を送ってしまうと、目がうまく開かなかったり、視力低下に影響が出る可能性がある為、早く外せるに越したことはない

 

・退院までの流れ

まず、37週まではかならず入院期間が必要な為、あと8週間は最低入院が必要。あとは体重が2,200gまで増えれば退院が可能とのこと。なので早くても10月1週目まではNICUに居てもらう事になります。

 

・総括

現時点では特別目立った問題点は見つからなかった。

ただ、極低体重出生児なので今後の検査で何か問題が出てくる可能性はある。

その都度、症状を説明をしていきます。

 

検査結果は以上でした。

 

本当に生まれたばかりなのでまだまだこれからですが、何もわからないなりに少しだけホッとしました。

 

 

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生まれた日【2021.07.31】

新型コロナウイルスが全国で過去最多12,000人を超えた日。

東京オリンピックの真っ最中。

気温が35度を超える暑い晴れた日、我が家に3人目の子供が産まれました。

 

嫁は妊娠29週目に入ったばかり、出産予定日は10月16日だったので、約2ヶ月半予定よりも早く生まれて来ました。

 

産科からは前置胎盤と言われていたので、多少の覚悟はしていました。

 

前置胎盤の場合は急に出血することがあり、一度出血が始まると止まらなくなるのですぐに病院に来てくださいとの事でした。

 

うちも本当に急に出血が始まりました。嫁と二人で昼飯を食べて、東京オリンピックを見ていたところ、トイレに行った嫁から「救急車呼んで!」と叫び声が上がりました。

 

すぐに携帯で119番にかけて15分ほどでまず消防車が到着。その後10分ほどで救急車も到着しました。

 

このまま帝王切開になる事はわかっていたので、NICU(新生児用の集中治療室)がある大きな病院に行く必要があるのですが、かかりつけの産婦人科に連絡すると「とりあえずうちに運んでください、受け入れ先はこちらでも探します」と言ってくれたのでそうしました。

 

出血も多く止まらなかったので、救急車で受け入れ先を探しながらたらい回しになる様な事にならなくて良かったです。

 

出血から45分経過していましたが、それでもかかりつけの信頼している先生が駆けつけてくれて心強かったです。今の状況を理解してもらい、すぐに受け入れ先の大学病院も見つけてくださいました。

 

かかりつけの先生も一緒に救急車に乗ってもらい、すぐに大学病院に搬送されました。嫁の状態を大学病院の先生に申し送りしてもらい、帝王切開が始まりました。

 

出血からここまで、なんだかんだ2時間近く経っています。出血は2リットル近くあり、輸血は必須と説明されました。

 

病院の待合室で待つこと1時間、「生まれましたよ!」と声がかかりました。

 

保育器に入った息子はすぐに集中治療室に移動しましたが、少しだけ顔を見ることができました。

自分で呼吸が出来ないらしく、先生が手動のポンプのようなもので空気を送り込んでいました。身体は思ったよりもしっかりしていて、手足や指も動かしていました。上の子二人と比べると全身に痣が多くあるような気がしました。

 

ものすごくかわいかったです。

一瞬しか見れなかったけど、愛しの我が子です。予定より随分早かったけど、とにかく無事に生まれてきてくれました。


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生まれた日の昼間、家の前に植えたヒマワリが満開でした。

 

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